金型は使用中は高温になるため、通水冷却する冷却穴が設けられています。
しかし、時間とともに錆が発生し、左図のように水漏れの原因の“クラック”が発生。量産停止になるケースが多く発生しています。
金型は使用中は高温になるため、通水冷却する冷却穴が設けられています。
しかし、時間とともに錆が発生し、左図のように水漏れの原因の“クラック”が発生。量産停止になるケースが多く発生しています。
材質 | 金型分類 | 用途 | |
チューブ | 銅 | DC金型 |
|
黄銅 | Po金型 | ||
アルミ | Po金型 | ||
スチール | 廉価仕様 | ||
カラー | 銅 | 共通 |
熱伝導率 | |
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銅 | 390 [W/m・K] |
ステンレス | 16 [W/m・K] |
チューブ外径 (Φ) |
最大長 (mm) |
板厚 (t) |
---|---|---|
3 , 4 , 5 | 150 | 0.3 |
4 , 5 | 200 | |
6 | 130 | |
6 , 7 , 8 , 9 , 10 | 300 | 0.5 |
11 , 12 , 13 , 14 , 16 , 18 , 20 | 300 | 0.8 |
重量比 | 銅紛85~90% 樹脂5% |
---|---|
本剤・硬化剤 | 写真赤蓋瓶の銅ペースト[WA-001A]と、写真白蓋瓶の硬化剤[WA-001B]がセットになっています。 |
熱伝導率 |
鋳造時の型温上昇により約300℃でペースト内の樹脂成分が炭化し、熱伝導率が変化します。
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冷却孔の割れによる水漏れの原因として「冷却孔内の錆による応力腐食割れ」が考えられますが、最初から銅チューブ+銅ペースト充填剤を使用すれば、『冷却能力がアップ』 『水漏れリスクの低減による安定稼働』 『冷却孔の錆防止による金型寿命延長』といった効果が期待できます。
昇温テストの様子
銅管内に錆は見られない。
冷却孔内に錆が発生。ショット数の経過と共に錆が進行してウロコ状に成長します。定期メンテで掃除が必要。
上の2枚の写真は25,000ショット経過時の写真ですが、銅の酸化被膜形成による効果として恐らく金型ライフと同程度の耐久があるものと推定しています。
▼ 試験管による充填状態の見える化 ▼
銅チューブ・銅ペースト パンフレット High performance filler and Straight copper tube Pamphlet |
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銅ペースト 安全データシート 銅ペースト [WA-001A] High performance filler Safety Data Sheet [Copper paste WA-001A] |
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銅ペースト 安全データシート 硬化剤 [WA-001B] High performance filler Safety Data Sheet [Hardener WA-001B] |
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銅ペースト 作業手順 High performance filler Work procedure |
銅チューブ・銅ペーストについて、アメリカ・ドイツにて代理店を募集中です。
現地法人をお持ちの企業様等、お気軽にお問い合わせください。
We are looking for distributors in the US and Germany for tapered tubes and high-performance fillers.
Please feel free to contact us if you have a local corporation.